迷走する仕事放浪者
私は40代で発達障害と精神疾患を患ってからというもの、
定職(週5日/8時間のフルタイム勤務)に就くことが難しくなりました。
仕事中にメンタルの不調がおきたり、仕事に行けなくなったりと、
不安定な精神状態が続き、長くても3年、短いと1週間で退職したこともあります。
退職するたびに、次はどんな仕事に就けば長く働くことができるだろうと考えて
求人に応募しますが、どうしても続ける事が出来ないのです。
このままではいけないと考え、就労生活支援施設の支援員さんに連絡を取り、
今後の就職について相談しました。
タイミングよく次の就職先を紹介してもらうことができ、
職場見学で人あたりの良い優しい社員さんと巡り合いました。
合計5日間の業務実習を実施した後に振り返り面談を行い、
双方問題がなかったので面接へと進み、無事に内定をいただきました。
障害や精神疾患を抱えている人にとって、求人に応募する前に実習で
体験させてもらう期間をもうけていただけることは、かなり重要なことです。
安心して長く働き続けるために、会社側も当事者側もこの先一緒に仕事をやっていけるかどうか
職場環境や人間関係を知る、業務内容は適切なものであるかなど、
色々と見極め知ることができるからです。
自分にマッチした会社でフルタイム働けるのが一番ですが、
それが難しいならば、通院しながらや時短パートでも
働くことができればそれでいいのではと思います。